断食は自然の手術
フランスでは「断食はメスを使わない手術である」という諺があります。ドイツにも「断食で治らない病気は、他のどんな治療でも治らない」という諺があります。
どちらも、断食の持つ力が優れているからこそ伝わっている諺です。
断食は時に医療の力を越えるのです。
何千年も前から宗教と断食は密接に関わってきました。
現代になって、研究結果として健康効果が分かってきましたが、その遥か昔から断食のポテンシャルを感じていたからこそ、多くの偉人たちによって「食べない」という選択がされてきたんだと思います。
ドイツやロシアには、半世紀以上前から断食で病気を治す病院があり、心臓病などの重度の病やうつや統合失調症などの精神疾患などのあらゆる病気に対して効果を挙げるいます。症状の緩和だけでなく、完治したというケースが多々報告されています。
最近では、がん治療への期待が大きくなってきています。
具体的には、がん治療の副作用から正常な細胞を守りつつ、がん細胞に対してだけ治療の効果を高めるというものです。
南カルフォルニア大学の研究チームによって進められ、断食を行いながらがん治療を行うと、生存率が高まったり、副作用がみられなくなったり、免疫システムが守られたという効果があった事が今までに報告されています。
2021年08月12日 14:00