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スプーン一杯の〇〇は、牛乳の1000倍のカルシウム

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戦後、日本人のカルシウム所要量は一日600mgに定められました。欧米人が摂取している1日1000mgに比べれば少ないように見えますが、戦前もともと一日300mg前後しか摂取していなかったのにかかわらず骨粗しょう症に苦しむことなどほとんどありませんでした。

それにもかかわらず、こぞって牛乳を飲んでいる今、骨折や骨粗しょう症の割合が目に見えて増えてきたのは皮肉に思えてなりません。現に、牛乳や乳製品を消費している国ほど骨折率が高いことを示している調査結果もあります。

骨はカルシウムだけから作られているわけではなく、マグネシウムをはじめとする他の様々な栄養素も必要です。食生活が欧米化した日本で骨粗しょう症が急増しているのも納得がいきます。

カルシウムが多いものを食べれば骨は強くなる」というほど体の仕組みは簡単ではないのです。

ハーバード大学の研究チームは次のように述べています。

「骨粗しょう症を予防するために、女性はもっと牛乳を飲んでカルシウムの摂取量を増やす必要がある。という話は誰でも耳にしたことがあるだろう。しかし、骨粗しょう症はカルシウム欠乏による病気ではなく、動物性タンパク質の摂り過ぎによる病気だ。動物性食品や乳製品は硫黄の豊富なタンパク質である。硫黄は体内に余分な酸を生じさせ、この酸が骨を通過することでカルシウムが溶かされ、その後尿として排泄される。このことは動物性タンパク質のみに起こり、タンパク質由来の高カルシウム尿症という病名がつけられている」

「グラス一杯の水に混ぜたスプーン一杯の海藻が、グラス一杯の牛乳に比べて1000倍ものカルシウムをもたらすことをほとんどの人が知らない。こうした情報は巧みな宣伝文句によって消されてしまうのである」

動物性タンパク質の過剰摂取が尿中にカルシウムを排泄させる原因となっていることは多くの研究によって証明されています。牛乳を飲み続けますか?
 
2021年11月14日 19:07

牛乳は骨を弱くする?

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牛乳といえば、必ずと言っていいほどカルシウムの話が出てきます。

カルシウムが非常に大切なミネラルであることは間違いありませんが、カルシウムだけを大量摂取すると、体外に排出してしまうという事を知らなければなりません。これは、マグネシウムとのバランスが関係してきます。

カルシウムの99%は骨と歯に存在しますが、残りの1%は血中にあり、細胞の情報伝達にかかわる重要な働きをしています。不足すると支障が出るため、体は骨からカルシウムを取り出すことで血中カルシウム濃度を一定に保とうとします。この調節をするのがマグネシウムです。そのため、骨中のマグネシウムが少なくなると、この調節がうまくいかずカルシウムをとめどなく溶け出すことになってしまいます。

日本人よりもカルシウム摂取量が多いにもかかわらず、欧米人の方が骨粗しょう症が多いという皮肉な現実があります。これは、欧米人のマグネシウム摂取量が少ないため、カルシウムが排出されてしまっていることの裏付けとなっています。

骨粗しょう症は骨からカルシウムが溶け出す病気に変わりありませんが、食事からのカルシウム摂取量が多ければ防げるものではなく、カルシウムが溶け出しやすい生活習慣に起因しているということです。

マグネシウムとのバランスが非常に大切です。玄米、大豆、海藻を多く摂取することで骨からのカルシウムの融解「脱灰」を防ぐことができます。
2021年11月13日 17:57

最高の玄米の食べ方

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私たち日本人にとって、精製度が低い玄米は最高の炭水化物摂取源です。

しかし、玄米には数少ない欠点ふがあります。それは「フィチン酸」という物質です。
フィチン酸は、玄米に豊富に含まれている栄養たっぷりなミネラルと強く結びついています。そのため、本来吸収されるはずだったミネラルがフィチン酸とくっついているせいで吸収されず排泄されてしまいます。

しかし、玄米が発芽するとフィチン酸との結合が切り離されるため、玄米中のミネラルの吸収が極めて良くなります。さらに発芽することでフィチン酸自体も体内で利用されやすい形となり、強力な抗酸化作用を発揮することも確かめられています。GABAという脳内で有用な働きをする物質も増加することも分かり、発芽玄米は一気に人気が出ました。

注意が必要なのは、発芽しすぎると成長に栄養が使われてしまうため、発芽直前の「催芽」状態の玄米を摂ることで玄米のフィチン酸による欠点をカバーしながら、ミネラルなどの栄養素を最大限に利用できます。催芽玄米は発芽玄米を超える最高級の炭水化物と言えます。
2021年11月12日 19:34

牛乳=完全食

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「牛乳」といえば、一般的に「カルシウムの摂取源」「完全栄養食品」として多くの方に認知されています。
朝時間がないときなど、「牛乳だけでも飲んでいきなさい!」などと言われて育ってきた方が多いのではないでしょうか?

学校ではどんなおかずでも必ず牛乳が添えられ、牛乳が飲めない子供は先生から怒られてしまい、牛乳に対して疑念を抱く余地がありません。
メディアでも骨粗しょう症には牛乳が良いなどと特集されますから、さらにこの牛乳信仰を加速させています。

しかし、WHOをはじめとして様々なエビデンスから、この牛乳信仰は根底から崩れ去ってきています。

まず、牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする人や下痢をする人がいますが、これは乳糖不耐症といって、牛乳の甘みの元である「乳糖」を分解するラクターゼという酵素が体内に存在しないため、消化されず腸を通過することが原因です。これは特別なことではなく普通のことです。

私たちアジア人やアフリカ人は、授乳期の赤ちゃんの時はラクターゼを持っていますが、離乳とともにその働きを失います。ところが欧米人は、必要な栄養素を家畜の乳から摂取するため、長い時間をかけて大人になっても乳糖を分解できるように進化してきたのです。

これに比べ、日本人が牛乳を飲むようになったのは、戦後からの数十年という非常に短い期間です。私たち日本人の食性と全くあっていないのです。

また、牛乳の飲みすぎは「体内のカルシウムを減らす」ということもわかってきています。
こちらは次回詳しく書いていきたいと思います。
2021年11月11日 12:59

食後の胸焼け

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日本人は胃酸の分泌が少ない民族だといわれています。

欧米人は、昔から牛や羊など動物性たんぱく質を食べてきたため、一度に沢山の動物性食品を消化、吸収する必要があるため胃酸の分泌が盛んです。しかし、日本人の胃酸の分泌量は欧米人の半分程度しかありません。

多くの方は、食後の胸焼けは胃酸過多が原因であると思っています。そのため、症状の緩和に胃薬を服用される方が多いと思います。しかし、その中で本当に胃酸過多になっていいる方は2割程度しかいないといわれています。

ほとんどの人は、むしろ胃酸の分泌が少ないために胃の調子が悪いと考えられます。そうすると、胃酸の分泌をさらに弱めることになってしまい、胸焼けを助長することになってしまいます。

生活習慣病の原因のひとつとして、胃酸の分泌が少ないことが疑われています。特に、アトピー性皮膚炎の患者などは胃酸の分泌が非常に少ないというデータがあります。

食べたものが胃酸によってしっかり分解されていないと、小腸で栄養素が適切に吸収されません。これを「吸収不全」といいます。5大栄養素である「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」「ビタミン」「ミネラル」の欠乏症に陥ります。

特に、亜鉛、銅、クロム、マンガンなど必須ミネラルの多くは小腸の上部でしか吸収されないため、確実にミネラル欠乏症を引き起こします。

胃酸の分泌不足を補う上で、梅干しや酢の物をうまく取り入れた日本の伝統食は、非常に理にかなった調理法といえます。
2021年11月10日 19:11

糖質制限について

今もなお大流行中の糖質制限ダイエットについてです。

炭水化物を摂取すると血糖値が上がり、下げるためにインスリンが分泌され、血糖を脂肪に変えて体内にため込もうとするという理論です。これには大きな見落としがあります。
確かに精製によってミネラルやビタミンがほとんど取り除かれた炭水化物は、体内で利用がうまくできず血糖として血液中にあふれ、最終的には脂肪として蓄積されてしまいます。

一方、精製や加工の過程で生じる「残りカス」の中には、マグネシウムや亜鉛などのミネラル、ビタミンB群、食物繊維などが大量に含まれています。これらは炭水化物の代謝にかかわる重要な栄養素です。

つまり、玄米などの全粒穀物や全粒小麦粉で作ったパンやパスタなどは、未精製あるいは精製度の低い炭水化物食品であるため、体内での代謝もスムーズに行われます。玄米と白米のミネラル含有量を比較した場合、マグネシウムで約6倍、亜鉛とクロムで約4倍の差があることが分かっています。もはや別の食べ物であるということです。

エネルギー産生栄養素のひとつである炭水化物は私たちにとって必要不可欠です。摂取源として、未精製の炭水化物を選択すべきです。
2021年11月07日 17:02
 
2021年11月07日 17:27

たんぱく質の過剰摂取のリスク

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2021年11月06日 14:48

糖質:生理作用

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糖質の生理作用は主に4つあります。

①エネルギー源
糖質の主な役割は、脳、神経組織、赤血球、腎尿細管、精巣、酸素不足の骨格筋など、通常はぶどう糖しかエネルギー源として利用できない組織にぶどう糖を供給することです。

脳は体重の2%程度の重量ですが、基礎代謝量の約20%を消費するといわれています。仮に基礎代謝量を1,500kcal/日とすれば、脳の消費量は300kcal/日となり、ぶどう糖75g/日に相当します。脳以外の組織もぶどう糖をエネルギー源として利用することから、ぶどう糖の必要量は少なくとも100g/日と推定されます。

ぶどう糖(グルコース:Glucose)は細胞の主なエネルギー源で、1gあたり3.8kcalのエネルギー源になります。血糖として約0.1%の一定濃度で含まれます。特に肺の粘膜、神経組織の内膜、目の水晶体、血管は糖質のみしかエネルギー源にできないため糖質は極めて重要です。不足した場合は、肺気腫、神経痛、白内障、動脈硬化・腎炎・腎不全などの発症の恐れがあります。

体内では糖質をグリコーゲンとして肝臓と筋肉に貯蔵しています。貯蔵されるグリコーゲンの量は肝臓で約100g、筋肉で約250gと限界があるため、過剰に摂取した糖質がグリコーゲンとして貯蔵されなかった場合は、脂肪組織でトリグリセライド(中性脂肪)に変換されて貯蔵されます。

②形態構築
細胞壁の多糖、基質中のプロテオグリカンやヒアルロン酸8ムコ多糖類)などがあります。

③たんぱく質節約作用
食事の基本は、たんぱく質の異化(catabolism)を最小限にすることです。そのためにはたんぱく質を体の構成成分として有効利用し、エネルギー源として利用しないことが重要です。そのためには糖質と脂質で1日に必要なエネルギーを摂取する必要があります。糖質と脂質によるエネルギー摂取量が多いほど1日のたんぱく質からエネルギーとしての必要量は少なくなります。これをたんぱく質節約作用(Prptein Sparing Effect)といいいます。食事にたんぱく質以外のエネルギーが十分含まれていると、たんぱく質が効率よく体に同化(Anabolism)されます。そのため、筋肉の分解を抑えるためには、エネルギー源として十分な糖質が必要です。1日当たり100gのぶどう糖を投与すると、筋肉などの分解を1/2に抑制できます。

 
2021年10月31日 10:29

野菜や果物などのフレッシュジュースでのファスティング

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ファスティングドリンクは、野菜や果物などのフレッシュジュースではダメなのかという質問を受ける事があります。

確かにフレッシュジュースには身体に必要なビタミン、ミネラルと最低限のエネルギー源を補給できます。
脂肪組織から有害物質が遊離するスピードも処理に困るほどではありません。

水だけのファスティングに比べると安全性、実用性は高いと言えます。
実際欧米でのファスティングといえばジュースファスティングを指す事が多いです。

ですが、ジュースファスティングにはいくつか弱点があります。

ひとつは、農薬や化学肥料の問題があります。
デトックスするために行うファスティングを残留農薬が含まれているジュースで行う事は本末転倒以外の何物でもありません。

もうひとつは、野菜や果物に昔のような栄養がなくなっているという事です。
日本の土壌はそもそも大陸と比べ、ミネラルが少ない「瘦せた土地」です。
例え、無農薬・無化学肥料で栽培されたものであっても栄養の濃い野菜や果物を入手する事は非常に困難です。

仮に無農薬・無化学肥料で栄養の濃い野菜や果物が手に入ったとしても、ジューサーでいちいち搾らなければいけません。
しかもフレッシュであればあるほど時間の経過とともに有用成分が壊れてしまうため、すぐに飲まなければせっかくの栄養を摂る事ができません。
そのため保存がきかず、持ち運びもできません。

ファスティング中に通常の仕事や家事をしながらでは手間がかかり現実的ではありません。
そして、ファスティング中はマグネシウムや硫黄などのミネラルが大車輪の活躍をみせるため常に補給しなければいけません。
ミネラルの知識が無ければ、途中でリタイヤしてしまうという事にもなりかねません。

このようなハードルを越えられる自信のある方はジュースファスティングでも良いかと思いますが、
50種類以上の野菜と果物を1年以上発酵させ、ファイトケミカルと必要なミネラル、最低限のエネルギーを摂取できる発酵ドリンクを利用する事が、最も安全で失敗しない方法と言えるでしょう。
お問い合わせ(044-272-7664)
2021年09月25日 15:44

1日2食からのファスティング

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私のセミナーを聞いて下さった方からは
「体に良さそうなことは分かった。でもそんな長期間食べない事の不安の方が大きい」
というような感想をよく聞きます。

そんな方には、まずは1日2食以下に抑える事から始めて頂く事をオススメしています。
現在人にとって「1日3食」摂る事が健康のためには何よりも大切だという固定概念があります。

1日3食の概念が出来たのは、昭和初期とつい最近の事でありそれまでは1日2食が普通でした。
ただでさえ、昔の人より運動量が大幅に減った現代人にとって1日3食は食べ過ぎているケースがほとんどです。

しかも、中身も栄養的に問題ありのものだとしたら食べない方が良いに決まっています。
朝のコンビニでは、仕事前に何かお腹に入れなければいけないと添加物だらけの食品をかかえた方たちが行列を作っています。
コンビニで済ますような食事なら食べない方が良いに決まっています。

実際、少食にはメリットもあります。
カロリーを3割抑えた食事を7年続けた人は、心臓年齢が実年齢よりも20歳若かったという報告があります。

動物実験でも、カロリーを3割抑えたエサを与えられたマウスは、乳がんの転移リスクが下がったり、健康寿命が延びたりすることが分かっています。

抜くのはどの食事でも良いと思います。朝お腹が空いていないのであれば食べなければ良いですし、昼食が遅めの人は夕食を抜いても良いと思います。

昼の12時になったらお腹が空いてても空いてなくても、ある種の使命感のごとく「昼食をたべないといけない」という執着心があります。
誰でも1食くらいスキップした経験はあるはずです。

飽食になったのはここ数百年程度の事です。それ以前は空腹でいる事の方が長かったのです。
その証拠に我々の体内には飢餓状態になっても生きていけるように血糖値を上げるホルモンは、アドレナリン・コルチゾールなど多数ありますが、下げる働きがあるのはインスリン1種類のみです。

また、食べない時間を作ることは「細胞に食べる時間を与える」事にもなります。
細胞はヒトが食べているときは食べず、ヒトが食べていないときに食べるのです。
お問い合わせ(044-272-7664)
2021年09月17日 13:17

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