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糖質:生理作用

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糖質の生理作用は主に4つあります。

①エネルギー源
糖質の主な役割は、脳、神経組織、赤血球、腎尿細管、精巣、酸素不足の骨格筋など、通常はぶどう糖しかエネルギー源として利用できない組織にぶどう糖を供給することです。

脳は体重の2%程度の重量ですが、基礎代謝量の約20%を消費するといわれています。仮に基礎代謝量を1,500kcal/日とすれば、脳の消費量は300kcal/日となり、ぶどう糖75g/日に相当します。脳以外の組織もぶどう糖をエネルギー源として利用することから、ぶどう糖の必要量は少なくとも100g/日と推定されます。

ぶどう糖(グルコース:Glucose)は細胞の主なエネルギー源で、1gあたり3.8kcalのエネルギー源になります。血糖として約0.1%の一定濃度で含まれます。特に肺の粘膜、神経組織の内膜、目の水晶体、血管は糖質のみしかエネルギー源にできないため糖質は極めて重要です。不足した場合は、肺気腫、神経痛、白内障、動脈硬化・腎炎・腎不全などの発症の恐れがあります。

体内では糖質をグリコーゲンとして肝臓と筋肉に貯蔵しています。貯蔵されるグリコーゲンの量は肝臓で約100g、筋肉で約250gと限界があるため、過剰に摂取した糖質がグリコーゲンとして貯蔵されなかった場合は、脂肪組織でトリグリセライド(中性脂肪)に変換されて貯蔵されます。

②形態構築
細胞壁の多糖、基質中のプロテオグリカンやヒアルロン酸8ムコ多糖類)などがあります。

③たんぱく質節約作用
食事の基本は、たんぱく質の異化(catabolism)を最小限にすることです。そのためにはたんぱく質を体の構成成分として有効利用し、エネルギー源として利用しないことが重要です。そのためには糖質と脂質で1日に必要なエネルギーを摂取する必要があります。糖質と脂質によるエネルギー摂取量が多いほど1日のたんぱく質からエネルギーとしての必要量は少なくなります。これをたんぱく質節約作用(Prptein Sparing Effect)といいいます。食事にたんぱく質以外のエネルギーが十分含まれていると、たんぱく質が効率よく体に同化(Anabolism)されます。そのため、筋肉の分解を抑えるためには、エネルギー源として十分な糖質が必要です。1日当たり100gのぶどう糖を投与すると、筋肉などの分解を1/2に抑制できます。

 
2021年10月31日 10:29

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