代表挨拶

「ファスティングって断食の事なの?断食って何も食べないことでしょ?ムリムリ!」元々食べることが好きだった自分は、最初に「ファスティング」という言葉を聞いた時、拒絶反応に近いものを覚えたのを良く覚えてます。
ここから数年経ち、仕事でのストレスが発端となり、精神に異常が現れ始めるようになりました。趣味のドラムで所属していたビッグバンドのリハーサルすら行けない状態まで悪化していきました。
そんな時また「ファスティング」と再会します。以前NHKで特集していた「絶食療法の科学」という番組でした。その番組の中で、起き上がることさえできない精神病患者の「食べたくない」という意思を尊重して、ファスティングを精神病治療の一環として行っていました。
5日目で起き上がり、10日後に歩き始め、15日後にジュースを飲み始め、そこから新しい希望に溢れた人生が始まったというものでした。希望すら見えていなかった毎日にこの番組が音を聞こえる程グサグサ刺さりました。
最初あんなに拒絶していたファスティングを行う決意をした瞬間でした。水だけで行う「絶食」は危険だと分かり、酵素ドリンクと水だけを摂る「ミネラルファスティング」を6日間行いました。これまでの食習慣が乱れていたので2日目までは頭痛や眠気に襲われましたが、3日目からしばらく感じてなかった「平穏な感情」を感じ、何か別の時間軸へでも移動したかのようなゆっくりとした時間感覚を味わう事ができました。
4日目以降は頭が冴え、記憶力が増し、集中力が増し、言うなれば「脳力」が数段階上がった感覚になりました。その結果、当時通っていた学校の超難関試験の僅か2人目の合格者となるなど、目に見えて変化が現れていきました。
この実体験から、ファスティングに関し深く勉強し、お客様に実践していただく事で成功率100%という目に見える結果だけでなく、身体の中から変わるというもっと根源的なところでお役に立てていると実感しております。
ファスティングは、私の実体験のような精神疾患だけに留まらず、内臓疾患、がんなどの深刻な疾患などにも有効なことが分かっています。ドイツでは「断食で治らない病気は、他のどんな治療をしても治らない」という諺があるくらいです。このファスティングサービスが皆様の健康寿命を延ばす手助けが出来る事を願っております。
株式会社ファンズファクトリー
代表取締役 古倉 信彦